時巡るブログ

リハビリとダイエットと哲学学習etcについての日記ブログです。

JRの車いす利用の話について思う。

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昨日のニュースで心が痛んだ話は、JRの車椅子対応の話です。
JRの新幹線で車椅子スペース付の座席を使うときに、予約が前日までということで、れいわ新撰組の議員より質問があり、それに対する回答として、大臣が”けしからん話だ”と答弁されたというニュースです。

手厚いJR

私はJRの新幹線は3回ほど東京ー大阪間を車椅子で利用したことがあり、とても手厚く親切に対応、介助していただいたので、JRが”けしからん”と言われることに心が痛みました。
東京ー大阪間を利用したとき、改札を入ったあたりから、JRの係員の方がすべて誘導してくださり、待合室で待つスペースへの誘導や、電車へ乗り込むときはスロープ板で電車内へ乗せてくださり席までのご案内などとても手厚い介助でした。安全に目的地まで行けるよう電車の乗り継ぎの際の手配や乗降、ご案内もすごくお世話になりました。
また、座席のほかに車いす利用者が優先的に使える「多目的室」という個室もあり、車いす利用者はかなり優遇されてます。
そんな体験があり感謝しかないため、JRがバリアフリーに関して”けしからん”などと言われるのは悲しい気持ちになります。

けしからん話?

 以下、誤解のないよう該当ニュースを引用しておきます。

赤羽国土交通大臣は、3日の参議院国土交通委員会で新幹線の車いすスペースを利用する場合にJR各社が事前の予約を求めていることについて、「スペースの利用に規制を設けるのは、けしからん話だ」と述べ、JRに対応の見直しを強く求める考えを示しました。

JRの新幹線や在来線の特急列車には、車両によって車いすで利用できるスペースがあり、利用を希望する場合には、2日前までに、みどりの窓口か電話で申し込むことを求めています。

3日の参議院の国土交通委員会では、重度の障害があるれいわ新選組の木村英子参議院議員がこうしたJR各社の対応について「現状では車いすの人が緊急に新幹線に乗る際に、スペースを利用できない場合がある。当日でも車いすの人が優先的に購入できるようにするべきではないか」と質問しました。

これに対し赤羽大臣は、「JRの対応は残念に思う。交通機関のバリアフリーに関する国のガイドラインは、車いす利用者が確実に利用できるよう意図されてつくられていて、このスペースの利用に規制をもうけるのはけしからん話だ」と述べました。

そのうえで、「東京オリンピック・パラリンピックに向けたバリアフリー社会の実現に向けて取り組む政府の意思をしっかりと受け止めてほしい。障害者の皆さんの声を直接聞いて抜本的に見直すことを強く求める」と述べて、対応の見直しを強く求める考えを示しました。

引用元

www3.nhk.or.jp

 

予約は必要

部分をつつけば不満や指摘はでてくるかもしれませんが、十分に調査したうえでの国会答弁なのかと思う気持ちもあります。

車いすの方は前日までに予約しないと新幹線を利用できない とおっしゃいますが、健常者の方でも混んでる際に席の確保をしたいなら予約が必要になります。
車いすの場合はスペースが限られているため、予約必須というのも当然ではないでしょうか。それは介助や誘導も必要であり安全のために必要なことでもあると思うのです。
予約無しで行って、新幹線1本に10人くらいの車いすの方が乗りたいと鉢合わせしたらたいへんですよね。確実に安全に乗るために予約システムがあるのではないでしょうか。

新幹線

新幹線

すべての身障者の総意ではないと思う

れいわの議員さんに関して思うことは、感謝もせずに要求ばかりをしてるのはいただけないなぁと思うことがよくあります。
日本の介護保険制度や身障者に対する社会システムはけっこう手厚いと、身障者の私は思うのです。
議員さんは、身障者の代表としてのご意見を伝えてるような感じですが、すべての身障者の総意というわけではないとも思います。
(こんなことを書くと叩かれそうですが、申し訳ありません。)

 

私の思うことが身障者の少数意見かもしれませんが、でもほんの一意見としてブログへ書き記しておきます。お読みになられる方も少ないのですけど。

来年のパラリンピックを見据えてのことで、JRの新幹線へのご意見ということもあるとは思いますが、今の新幹線の対応はすばらしいと私は声を大にして言っておきたいと思います。さらに改善していけるなら、それはそれで素晴らしいことだと思います。

 

 

身障者へのアンケートがあるといい

もう一つ、気になることですが、大きな車いすが新幹線を利用しずらい というご意見もありました。
『そこまで身体の状態が悪い人は遠くに外出しないでしょう。身体が悪くなると外出する気も起きないもの』と思います。
それを娘に言ったら、『そういうことじゃないでしょう』と否定されました。
人それぞれだと思いますが、デイケア、デイサービスでも車いすだからわざわざ外出しようなんて思わない という方は多いと思います。(私の身辺だけかもしれませんが)
私は健康なとき都内まで仕事にいき、行きたいイベントがあれば身軽に出かけてましたが、身体が不自由になってからは行く気持ちがないですね。体調の面もあることと、あとは、人様にご迷惑をかけてまでは外出したくないというのが基本的な考えです。
それがよいかどうかは別として、JRが改善するにあたっては、多くの身障者の方々の声を聞いていただきたいと思います。
JRの満足度を調査するとか(満足度は高いのではないかと思います。)どのように変えてほしいのか、車いすで遠出をしたいと思うかとか、どんなときに新幹線を利用するか、どのくらいの頻度で利用するか、困ってることはないか とか、そういうアンケートをしてくれると実態がわかっていいと思います。

赤羽大臣も
”赤羽氏は「(JRには)障害者の皆さんの声を直接聞いて、抜本的に見直すことを強く求める」と激しい口調で応じた。”ということを仰ってるようです。

 

JRを利用しての感想


ちなみに私は普段はJR線を利用してます。週末のお買い物のときのみなので、月に2~3回程度です。
車いすで乗降するので、改札を入ったら駅員さんのご案内を待ったり、乗降時はスロープで介助してくださったり、お世話になってます。
駅により対応がまちまちですが、待たされる駅とか、あまり待たせない駅とかいろいろですが、そのへんは車いすを利用してる身なのでしょうがないと思います。私の満足度は高いです。でも人によっては要求が違ってくるかもしれませんね。

 

 

世界へ向けた浦和美園駅

さいたま市に浦和美園駅という埼玉高速鉄道の駅があります。
車いす利用の身として、こちらの駅の満足度が超高いです。
改札から入って、特に待たずにホームへ行って、駅員さんがわりと早く電車へスロープで乗せてくださいます。
車いすの場合、降車駅への連絡調整などもあり、たいてい1~2台後に出発の電車へご案内されることが多いので、浦和美園駅の対応の早さは好感が持てます。
浦和美園駅は2001年開業です。
2002 FIFAワールドカップを日本で開催する為に作られたサッカースタジアム『さいたまスタジアム2002』の最寄駅です。
国際的なイベントのため作られた駅だそうです。混雑対策もバリアフリーもしっかり考えられているようです。
(普通電車なので予約無しで乗れます。予約が必要な新幹線とは違います。)
さすが、世界へ向けて作られた駅だわ!と思います。