時巡るブログ

リハビリとダイエットと哲学学習etcについての日記ブログです。

【本】心を整えればシンプルに生きられる 

先日、紀伊國屋書店へ寄ったときに、ふと手にして買った本です。
まだ第2章の途中ですが、私にとってすばらしく良い情報と思えたことが書かれてましたのでメモしておきます。
おそらく麻痺などで体が不自由な方々にとって”希望”と思えるようなお話だと思います。

 

心を整えればシンプルに生きられる
  -1日5分のマインドフルネス習慣-
リチャード デビッドソン著
 シャロン ベグリー著
 茂木健一郎 訳

  

変化を遂げる力がある

下記は引用です。


37ページ~38ページ
脳には『可塑性』と呼ばれる性質があって、構造的にも機能的にも、ものすごい変化を遂げる力があるのです。われわれがどんな考え方をするかということで、脳は変わってくるのです。
 バイオリニストの脳を見ると、指のコントロールをしている脳の領域が大きくなっていますし、ロンドンの熟練タクシードライバーの脳を調べると、海馬という状況の記憶や空間の部位にかかわる部位がとても大きくなっています。
 繰り返しピアノを練習したり、地図を読んだりすることで、人間の脳は外の世界についての経験を増やし、学習し変化していきます。
 しかし、脳は心の中で思ったものに対しても変化することができます。つまりどんなことを考え、どんな意図を持つかということで、脳は変わってくるのです。

引用元:心を整えればシンプルに生きられる -1日5分のマインドフルネス習慣-


引用文書内で変化を遂げる力があることが書かれ、バイオリニストやタクシー運転手の脳の特徴についてかかれてます。人間の脳の可能性について述べられいます。

さらに本書によると、ピアノの練習などでも1週間くらいで脳は変わるんだそうです。
しかも実際にピアノを弾かなくてもイメージトレーニングのみでもよいそうです。 
脳の領域が拡大し変化していくそうです。

偉い脳神経科学者の方が研究によって述べる説は説得力がありますね。
このお話はリハビリトレーニングに励む方々にとって希望的な情報となると思います。

 

イメージトレーニング

イメージトレーニングについては私もよくやってます。
体がすごく悪かった時期は、両足はまったく感覚がなかったのですが、イメージで足の位置を確認したり、パルス(拍動)を送ったり、足踏みするイメージトレーニングを日々することで、足がピクピク動くようになり、感覚が蘇ってきた経験があります。今でも足はよく動かないのですが、イメージトレーニングをすることは大事にしています。
動かないからって絶望せずに、動かないならイメージだけでも動かしたほうがいいです。

 脳は凄い速さで変化していく

私自身がよく聞く話で、不幸な病や事故によって体が麻痺された方がリハビリをするうちに新しい回路を獲得して動けるようになったということがあるようですが、そういうことを裏付けるような良書だと思いました。本書では1週間くらいで脳が変化するとかかれてます。私が思ってる以上に脳は凄い速さで変化していくことができるのだという認識を得ました。

私は病気で、もう長年リハビリをしてきてるのですが、今までの認識だと中枢神経をやられてるので、回復しないか、回復するにしてもすごくゆっくりしか期待できないと思ってました。(お医者様のお話だと回復しないということです)
しかし、本書でわかった脳の変化、脳のすごい速さを能天気に信じてポジティブに頑張ってみようかなという気になりました。
単純に信じ込み過ぎかな?という気もしますが、『信じるものは救われる』との言葉もありますし、変化を信じ前向きにリハビリを頑張ってみたいと思います。

私の視点で障がい者目線で、リハビリトレーニングにおいては支えになる本だなぁって思ってますが、健康な皆さまにもおすすめです。何かよい変化を起こすきっかけになると思います。

 

この本についてはまだ読書中なので、また書きたいと思います。

 

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